小動物飼養販売管理士 模擬演習問題 2024 ⑨ 免許・資格 - 小動物飼養販売管理士 Q1第二種動物取り扱い業の遵守基準について、誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢動物の健康・安全保持、動物の適正な取り扱いを確保するために必要な基準が定められている。飼養施設の構造、規模、管理に関する基準が定められている。譲渡の際に、飼養・保管中に疾病治療、ワクチン接種などを行った。動物について獣医師が発行する証明書を交付する必要はない。 Q2鳥の形態、生理についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢翼や骨は丈夫で軽く、飛ぶための強い筋力を持ち、食物や暮らし方にあった嘴(くちばし)や足を持っている。視力は良くない。骨は空洞になっている。 Q3カメ類についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢種類は200種以上あり。①池や河川に生息するヌマガメ ②陸に生息するリクガメ ③海に生息するウミガメに分かれる。ミドリガメは幼体の時期の甲羅の大きさは3cmほどですが、4から5年後には雄は雌よりも大きく28cmほどに成長する。寿命は約50年と見られている。20cmほどに成長したミドリガメは咬みつく力が強いので、特に子供は注意が必要である。 Q4犬の成長と生理についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢成長に伴う行動の変化から7期に分類できる。幼年期は、生後1〜3ヵ月で、第1次社会科期である。青年期は、生後6ヵ月〜2年で、第2次社会科期である。 Q5ワシントン条約についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢絶滅の危機に瀕している野生動植物のみを国際取引を規制することにより、保護することを目的とし制定された国際条約である。2020年現在の締約国は183ヵ国である。絶滅の危機の度合いに応じて、3段階の附属所として分類される。 Q6鳥の異常を見つけるポイントについて、間違った内容を1つ選びなさい。 選択肢羽が膨らんで、じっとして動かない。いつも通り元気に飛び回っているので、クシャミをしたり鼻水が出ていても、これらは病気のサインではない。眠っている時間が長く、昼間も居眠りばかりしている。 Q7犬の行動の特徴を述べたものです。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢犬の眼は赤色を識別することが出来ない。犬の感覚の中で最も優れているのは嗅覚で、その能力は人間の2倍であると言われている。犬は人には聞き取れない高音域の音を聞き取ることが出来る。 Q8動物愛護管理法・第37条(犬及び猫の繁殖制限)についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢犬または猫の保有者は、これらの動物がみだりに繁殖してこれに適正な飼養を受ける機会を与えることが困難となるような恐れがあると認める場合は、生殖を不能にする手術等の措置を講じなければならない。犬又は猫の飼い主は、動物愛護の観点から繁殖等については制限することなく動物の自由にする。都道府県等は、犬又は猫の引き取りに際しては、その措置等が適切になされるよう、必要な指導及び助言を行うように努めなければならない。 Q9狂犬病についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢狂犬病は日本では1957年以降犬による発生は見られていないので、あまり気にしなくてよい。世界では毎年約5万人以上の人が死亡している、動物由来感染症である。感染経路は、狂犬病に感染した動物に咬まれて、唾液に含まれるウィルスが体内に侵入することで感染する。 Q10動物由来感染症の回虫症についての記述です。誤っている記述を1つ選びなさい。 選択肢関係する動物は、犬、猫である。幼犬及び猫の糞便中に排出された回虫卵を経口的に摂取することで感染する。腸管内で卵が孵化し、幼虫のまま体内を移行することがある(幼虫移行症)。回虫卵は、長期間土壌中での生存は不可能なので、公園の砂場の汚染が幼児への感染を容易にする事はない。